DTM-3は東京マルイVer3メカBOXおよび次世代AK/G36系に対応いたします。
台湾系のメカBOXには多少の加工でつく場合がありますが、中華の場合その限りではありません。
またセレクタープレートを使用してセミオート/フルオートの切り替えをしているので場合によっては加工が必要となります。
作業前に瞬間接着剤とプライマーのアルテコをご用意くださると作業がスムーズにできます。
7.4vリポバッテリーおよび11.1vリポバッテリーを電圧で自動判別するモード1とその他のバッテリー用のモード2の設定があります。
モード1にはリポバッテリーへの電圧低下警告ブザーが鳴ります。
DTMではピストンを後退位置で止めることによりリニアな射撃タイミングを提供できます。
バッテリー・モーターなどの出力により8段階の設定が可能です。
セミオート・フルオートに加えてセミオート・3点バーストを設定することが可能です。
チューニングの度合いにより1~8段階で調整が可能です。
発射サイクルをノーマルからローサイクルに4段階の設定が可能です。
Ver3はAK用に特にローモードは秒間10発前後まで落としています。
20発・30発で3秒止まるモードを設定できます。オプションでスイッチでリセットも可能です。
各種チューニングにより、作動が安定しない場合にモーターにブレーキをかけて作動を安定させます。
Ver3の使用銃には、セレクターが上下逆のモデルもあるので変更できるようにしました。
メカBOX内部パーツは一度すべて取り外してください。この状態から取り付けします。
次にメカBOX内にDTM-3を入れて、収まるかどうかをチェックしてください。
この際にセクターギアを、スイッチに気をつけながら基盤と当たる部分が無いかをチェックしてください。
組み込みのねじは、2×4のタッピングネジをご使用ください。
当たる場所などがなければハンダの作業に入ります。
信号線を取り付けます。
次にバッテリー線+とモーター線+を基盤にハンダで取り付けます。
【注意】なるべく内側に向けてください。なるべく低くなるように取り付けてください。
セレクタープレートがハンダ部の真上を通るので金具は取り外してください。
このように先にハンダで配線を組みつけても後からメカBOX内に入れることができます。
先ほどの説明のように、組み込むとハンダで付けた配線はほぼ面位置になるのでご注意ください。
セレクタープレートは、製品によってエッジが立ってたりしてセレクタースイッチを破損する場合があるので、
その場合瞬間接着剤+アルテコなどで隙間を埋めてください。
次にギアの組み込みとなりますが、シムはセレクターギアがDTM-3本体に当たらないように調整してください。
海外製メカBOXの場合はシム調整が難しいですが、がんばって調整してください。
ギアのシム調整が終わったら、最後にトリガーをセットしてください。その時にトリガースイッチの破損に注意してください。上下の力には問題ありませんが左右の力には脆いのでご注意ください。
最後に信号線を(-)線に組み込んで終了です。
AK系のリンクには非常に癖がありセミオートとフルオートの切り替えが困難な場合があります。
リンクパーツのヘタリなどもあるので場合によっては交換の必要がある場合があります。
もしくは先ほど紹介したセレクタープレートに0.1mmのプラ版などを貼ってリンクの動きでスイッチを押せない場合は調整することも可能です。
DTM-3の不調の原因として赤丸内の、フレームがDTM基盤に接触することにより、デッドアースとなり作動不良が起きていました。
E&LVer3対策として基盤に当たる部分を、1mmほど切削してデッドアースを防止しました。
これで作動は完璧となりました。