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DTM 次世代M4/SCAR/HK416

従来のトリガースイッチと専用設計したDTM基盤を入れ替えるシステムとなり、従来の配線をDTMにハンダで取り付けるだけで簡単に組込みができるシステムとなっています。

プログラムモード

1.バッテリー選択モード

7.4vリポバッテリーおよび11.1vリポバッテリーを選択して使用可能です。

2.ピストン後退保持プログラム

DTMでは、射撃後にピストンを任意のポジョンで止めることができます。これはピストンとギアに常に適切なトルクを与えることでメカ駆動部の破損を減らすことができる技術です。この技術を応用してピストンを後退位置で止めることによりリニアな射撃タイミングを提供できます。バッテリー・モーターなどの出力により8段階の設定が可能です。

3.バースト機能プログラム

従来のセミオート・フルオートに加えてセミオート・3点バーストを設定することが可能です。カスタムに合わせて設定が可能です。

4.サイクルコントロールプログラム

発射サイクルをノーマルからローサイクルに4段階の設定が可能です。(カスタムベースの場合フルオートのみサイクルをコントロールできます。)
DTMは、電子部品のため非常にデリケートな部品です。取り付けの際はお近くのプロカスタムショップにて組込みをお願いいたします。

インストール時の注意

ストックチューブの締め込みの注意

DTM組み込みの際にストックチューブの締め込み位置は、一度奥まで締め込んでから溝に合わせて2回転戻してください。ピストンとスプリングガイドが内部に当たってしまいDTMを破損してしまいます。

モーターバックラッシュ調整時の注意

モーターグリップを付けた後に、バックラッシュ(イモネジ)で調整する場合、ロックがかかるまで締め込むとDTMを破損します。

セクターギアへの注意

10,000発以上射撃した銃に組み込む場合、セクターギアを交換してください。これは純正でもSHSなど社外品でもOKです。発売から約1年を経ちましたがノントラブルの次世代416がDTMの破損の状態になりました。原因は、セクターギアのピストン開放部のギアが磨耗してピストンとのタイミングが合わなくなり、ピストンとセクターギアが噛みこんだためです。交換時はセクターギアとピストンの交換もおすすめします。長く愛用して頂くためによろしくお願いします。

修理について

DTMは100%修理可能です。DTM本体をご郵送ください。

組み込み時のスイッチの破損
ご使用中の破損の場合は別途見積もりいたします
3,000円
FET or 素子の破損 5,000円

※銃本体ごとの場合別途組み込み工賃が掛かります。
※DTMに配線付の場合は、作業工賃は掛かりません。
※表示価格はすべて税抜価格です。

DTM開発組み込み現場からさらに詳しい情報を公開中です。

詳しくはこちら

DTM次世代基本接続説明

DTM次世代基本接続説明

※タペットプレートスイッチの下にボルトストップスイッチがあります。

DTMインストール1配線

DTMインストール1配線
DTMインストール1配線
DTMインストール1配線

次世代M4ソーコムのフロント配線の場合

次世代M4ソーコムのフロント配線の場合

マイナス信号線をモーターに行く、マイナス線に割り込むようにしてください。
配線が邪魔にならずにキレイに組込みできます。

DTM次世代インストール 事前加工

DTM次世代インストール 事前加工
DTM次世代インストール 事前加工
DTM次世代インストール 事前加工

DTM次世代インストール メカBOXインストールのコツと注意

DTM次世代インストール 事前加工
DTM次世代インストール 事前加工
DTM次世代インストール 事前加工

組込みチェックとトラブルチェック

1.結線後チェック

  • メカBOXに組み込む前に、結線(ハンダ作業)が終了したら、モーターとバッテリーを繋げ、ビープ音がこの段階で鳴るかチェックしてください。
  • トリガースイッチとボルトストップスイッチを、押してモーターが回るかチェックしてください。

2.​インストール後チェック(メカBOXを閉める前に事前に確認してください。)

  • 配線の噛み込みが無いかチェックしてください。
  • トリガーがトリガースイッチを、押していないかチェックもしくは押せるかチェックしてください。
  • ハンダ部・ヒューズ金具にメカBOXへ接触が無いかチェックしてください。
  • ヒゲバネなどが干渉していないかチェックしてください。
  • 組込みギアに多量にグリス/オイルが塗ってあると飛び散りショートの危険性があります。
  • ストックチューブの締めすぎに注意してください。通常締め込んでから溝に合わせて2回緩めてください。その後ストックリングを締めこんでください。

3.組込み終了時のチェック

バッテリーのプラス・マイナスが間違いないかを確認し、バッテリーを付けて確認作業に入ります。

  1. バッテリーを繋げた時に、ビープ音がする場合は問題ありませんが、しない場合は再度分解配線チェックしてください。
  2. セレクターをセミオートに入れトリガーを引き撃てる場合は問題ありません。

撃てない場合
A.モーターの端子はプラス・マイナスともに刺さっていますか?
B.ボルトストップのバネにテンションがちゃんと掛かっていますか?
C.トリガースイッチが、トリガーで押せていますか?
D.モーターは壊れていませんか?​

4.設定時のチェック

基本は純正品をベースに設定されているので、カスタムの度合いやバッテリーの容量により、DTMは制御が異なります。お客様のベースに合わせて設定してください。出荷時は、オール1の設定です。純正そのままの場合は設定変更しなくても十分なパフォーマンスをお約束しますが、お好みに合わせての設定が可能です。

設定1 バッテリーの設定プログラム(各設定は説明書を御覧ください。)

リポバッテリーを想定して7.4v/11.1vの設定ができます。純正の8.4vは7.4v設定でご使用ください。リフェパッテリーの9.9vは7.4v設定でご使用ください。

設定2 ピストン後退保持プログラム
このプログラムは、切れの良いトリガーフィーリングを体験できるようにしたプログラムで、1~8までの段階で後退保持の設定が可能です。後退保持を設定するとピストンが引かれた状態で停止してそこから動き射撃に移ります。したがって後退が過ぎると2発撃ちになる場合があります。この場合後退位置を下げてください。また初弾が装填されませんのでご注意ください。

設定3 バーストコントロールプログラム
DTMでは3点バーストを実現しました。1トリガー引くごとに3発ずつ発射が可能です。1~8段階で上げれば増えていきます。
ただしカスタムの場合(ブローバック機能など)をした場合サイクルが上がり4点バーストになる場合があります。この場合カスタム内容に応じて設定してください。

設定4 発射サイクルプログラム
このプログラムは、発射サイクルを4段階で設定することが可能です。
1.秒間10~12発
2.秒間12~15発
3.秒間15~18発
4.秒間18発以上
となりお客様のカスタムにより、秒間は異なります。純正ギアの場合設定2~3をおすすめしています。

DTMはシステム上セクターギアのカムで、カットオフレバーが動くのを感知して作動させているので、フルオートからセミオートに切り替えた時にカム位置が悪いとバーストのように射撃してしまう場合があります。その場合ピストンの後退保持を下げるか/上げるかして設定してください。現状の対応方法はこれしかありません。またセミオート時には、ボルトストップが作動しますがフルオート時にはボルトストップが、かかりにくいのです。