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DTM-2

DTM Rev2組込み方法と設定方法

1.バッテリー選択モード

リポバッテリーモード(低電圧判定モード付き)と他バッテリーモード(低電圧判定モード無し)の設定ができます。

2.ピストン後退保持プログラム

DTMでは、射撃後にピストンを任意のポジョンで止めることができます。バッテリー・モーターなどの出力により8段階の設定が可能です。お好みのセッティングが可能です。

3.バースト機能プログラム

従来のセミオート・フルオートに加えてセミオート・3点バーストを設定することが可能です。カスタムに合わせて設定が可能です。

4.サイクルコントロールプログラム

発射サイクルをノーマルからローサイクルに4段階の設定が可能です。

5.リアルカウントモード

スタンダードでは今までできなかった、リアルカウントが可能になります。
20発・30発の任意設定で射撃後3秒間停止後発射可能の擬似モードです。
今後発売のオプションスイッチを使用すると、ボルトストップ解除やコッキングレバー解除が可能となります。

6.モーターブレーキモード

DTMの新機能として、ピストンの制御に、モーターブレーキ(MB)を搭載しました。
MBはピストンの後退保持時に保持が安定しない時(ベアリング仕様など)にご使用ください。
MBの使用の際はバッテリーを消耗するのでご注意ください。

DTM Rev2組込み方法と設定方法

DTM-2 基本配線図と注意事項

東京マルイスタンダードVer2メカBOX用
対応検証済み G&G VFC
香港系Ver2はギア位置・ピン位置などマルイ純正と違うので対応できない場合があります。

  1. 配線は、純正の太さのコードをご使用ください。太いと通らない場合があります。
  2. 各スイッチは、横方向の力・衝撃に弱いので破損に注意してください。破損の場合実費3,000円(税抜)で修理可能です。
  3. ハンダは、予備ハンダを必ずしてください。(予備ハンダ=配線にヤニ付きハンダで温めて表面の酸化した面を溶かしハンダのくいつきを良くすることです。)ハンダは20秒以内にお願いします。
  4. ハンダ作業の際、他の部分を溶かさないようにご注意ください。
  5. ハンダを多く盛りすぎると、基板内もしくはメカBOX内でショートする場合があるのでご注意ください。
  6. ギアは、必ずシム調整を行ってから組込んでください。セクターギアが、基板に干渉して破損する場合があります。
  7. マルイ純正ギアでは起きないですが、セクターギアのカットオフレバー用カムで、進角スイッチを読み込んですべてをコントロールしています。他メーカー製の場合進角が早めに上がる場合があります。その際に初動が検知されずに、全く動かない場合がありますが、その場合トリガーオン状態の開放モードでピストンを後退させてから、設定モードで後退位置に設定1から2および3以降にしてください。(特にVFC)
DTM-2 基本配線図と注意事項

DTM-2裏面の各パーツの説明

DTM-2は写真のセミオートスイッチが、セレクタープレートで押されるとセミオート射撃となります。
セミ・フルスイッチが2点共、セレクタープレートで押されるとフルオートの射撃となります。
【注意】セレクタープレートの変形などがあると、セレクターの位置とずれる場合があるので、その際はセレクタープレートを加工する場合があります。上記のようにひとつ押し/ふたつ押しと成るように調整してください。
東京マルイG3系Ver2メカBoxの場合セレクタープレートを加工します。
加工用PDFをDLしてください。

「G3/SAS用テンプレート」はこちら

配線図フロントバッテリー

配線図フロントバッテリー

配線図リアバッテリー

配線図リアバッテリー

1.DTMに信号線を、ハンダで組込んでください。

配線図フロントバッテリー

赤丸「GND」に信号線をハンダで組付けてください。

2.モータープラス線をDTMの「MOT」にハンダで組込みします。

配線図フロントバッテリー

3.バッテリープラス線を、DTM「BAT」にハンダで組込みします。

配線図フロントバッテリー

4.DTMと配線をメカBOXに組込みします。

配線図フロントバッテリー
配線図フロントバッテリー

注意・信号線はメカBOXの後方で、マイナス線に割り込ませてください。

5.マイナス配線を組込みします。

配線図フロントバッテリー

青いチューブ近辺で被覆を剥いて、信号線をハンダで割り込ましてください。

6.事前にシム調整したスパーギアを組込みします。

配線図フロントバッテリー

7.セクターギアのカムの位置に注意しながら組込みします。

配線図フロントバッテリー

注意・セクターギアを組込む時に、進角スイッチとカムを逆位置にして逆時計回りに、回しながら組込むとスムーズに組込みができます。

8.スパーギアを時計回りに回して噛合を確認してください。

配線図フロントバッテリー

後は通常通りの組込みとなりますが、タペットプレートを組込む時に、セクターギアが飛ばないように注意してください。飛ぶと進角スイッチを破損する場合がありますのでご注意ください。

DTM Rev2トリガーの加工

DTM Rev2トリガーの加工

DTM Rev2ではトリガーストロークを物理的に、詰めることが可能です。
その際に上記のようにトリガースイッチを押す部分(上部)と、メカBOX内でのカサ上げ部分(下部)にプラ版などでカサ上げしてください。詰め過ぎるとトリガースイッチを押した状態になりバッテリーをオス繋ぐとビープ音が鳴り作動しません。お好みとなりますので注意して組込んでください。
またもっと詰めたい場合は、メカBOXのトリガーが当たる部分に0.5mm~程度のカサ上げをすると詰められます。現在付属パーツを入れるか検討中です。

組込みチェックとトラブルチェック

1.結線後チェック

  • メカBOXに組込む前に、結線(ハンダ作業)が終了したら、モーターとバッテリーを繋げ、ビープ音がこの段階で鳴るかチェックしてください。
  • トリガースイッチとボルトストップスイッチを、押してモーターが回るかチェックしてください。

2.​インストール後チェック(メカBOXを閉める前に事前に確認してください。)

  • 配線の噛み込みが無いかチェックしてください。
  • トリガーがトリガースイッチを、押していないかチェックもしくは押せるかチェックしてください。
  • ハンダ部・ヒューズ金具にメカBOXへ接触が無いかチェックしてください。
  • ヒゲバネなどが干渉していないかチェックしてください。
  • 組込みギアに多量にグリス/オイルが塗ってあると飛び散りショートの危険性があります。

3.組込み終了時のチェック

バッテリーのプラス・マイナスが間違いないかを確認し、バッテリーを付けて確認作業に入ります。

  1. バッテリーを繋げた時に、ビープ音がする場合は問題ありませんが、しない場合は再度分解配線チェックしてください。
  2. セレクターをセミオートに入れトリガーを引き撃てる場合は問題ありません。
    ※撃てない場合
    セクターギアが進角センサーを押したままになっているので、設定モードでピストン後退位置を下げてください。
  3. セミオート時に、後退保持が安定しない場合は、モーターブレーキモードをご使用ください。
    モーターブレーキモードは、モーターにブレーキを掛け数あるカスタムの幅に対応するために採用しました。
    しかしながらあまりにも強いスプリングなどは安定しない場合があります。また引くのと逆に止めるのにも電流を消費しますので、バッテリー持ちは落ちます。

DTM開発組込み現場からさらに詳しい情報を公開中です。

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